電気ブランと偽電気ブラン

こんにちは(^^♪店長です☆


突然ですが皆様、「電気ブラン」というお酒はご存じですか?


電気ブランとは


電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと"電気○○○"などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていました。さらにデンキブランはたいそう強いお酒で、当時はアルコール45度。それがまた電気とイメージがダブって、この名がぴったりだったのです。デンキブランのブランはカクテルのベースになっているブランデーのブラン。そのほかジン、ワイン、キュラソー、薬草などがブレンドされています。しかしその分量だけは未だもって秘伝になっています。

出典(デンキブランとは|神谷バー


私も1度だけ飲んだことがあります。

度数はすごく高いのに、ほんのり甘くて美味しい!

何杯も飲んだらまずいことになりそうです( ;∀;)


なぜ急に電気ブランの記事なんか書き出したのかというと、

森見登美彦参の小説『夜は短し歩けよ乙女』に「偽電気ブラン」という幻のお酒がよく登場するからなんです。


『夜は短し歩けよ乙女』とは


まず先にこの作品について軽く解説しますね。

森見登美彦さんの小説で2017年の4月にはアニメ映画化もされました。


私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」

(『夜は短し歩けよ乙女』本文より引用)


「黒髪の乙女(彼女)」と「先輩(私)」のラブストーリーでございます。


先輩曰く「彼女という城の外堀を埋め続ける日々」。

彼女は先輩の想いには気づかず、待ち伏せはすべて奇遇と思い込んでいます。

魅惑の大人世界に憧れて夜の木屋町に繰り出す彼女の心を、果たして先輩は射止めることができるのでしょうか。


私がこの作品を読んだのは、中学生の時です。

この作品の他にも『四畳半神話大系』『有頂天家族』など京都を舞台にした森見登美彦作品が多くあり、私は密かに京都の大学生活に憧れを抱いていました。

(結局、京都の大学生にはなりませんでしたが。)


登場人物すべてのキャラがしっかりたっていて展開に腹を抱えて、何回も読み返した記憶があります。

本当に面白いのでぜひ原作からどうぞ(´▽`)


偽電気ブランとは


さて話は戻りますが、偽電気ブランとは『夜は短し歩けよ乙女』並びに森見登美彦作品に多く登場する幻のお酒です。


偽電気ブランという幻の名酒があってね。電気ブランは大正時代にあさくさの老舗酒場で生まれた歴史あるカクテルで今でこそコンビニでも売っているメジャーな酒になったが、その製法は長い間秘密とされていた。しかしある時京都中央電話局の職員が何とかその味を作り出そうと企てて四郷錯誤の袋小路のドン図まりで奇跡のように発明されたのが生み出されたのが偽電気ブランってわけだ。味も香りも電気ブランとは全然違うんだがこれが実に神秘的な風味で今でもまだどこかでこっそり作られては夜の街に運び出されている。

(『夜は短し歩けよ乙女』本文より引用)


この文章だけで中学生ながらめちゃくちゃ飲みたくなったので、森見登美彦さんはすごいです(笑)


こんな怪しいお酒飲みたくならない方がおかしい!(笑)


さらにこれを飲んだ黒髪の乙女の感想がこちら


偽電気ブランを初めて口にした時の感動をいかに表すべきでしょう。偽電気ブランは甘くも無く辛くもありません。想像していたような、舌の上に稲妻が走るようなものでもありません。それはただ芳醇な香りを持った無味の飲み物と言うべき物です。本来味と香りは根を同じくする物かと思っておりましたが、このお酒に限ってはそうではないのです。口に含むたびに花が咲き、それは何ら余計な味を残さずにお腹の中へ滑ってゆき、小さな温かみに変わります。それが実に可愛らしく、まるでお腹の中が花畑になっていくようなのです。飲んでいるうちにお腹の底から幸せになってくるのです。…ああ、いいなあ、いいなあ。こんな風にずうっと飲んでいたいなあ。…

(『夜は短し歩けよ乙女』本文より引用)


これは飲みたい。。。


まあ、思えば私のお酒好きはここから始まったのかも知れません(´▽`)


それはさておきこの偽電気ブラン、当たり前ですが森見登美彦作品に出てくる架空の飲み物なんですが、、、

ちょっと調べたら飲めるお店を発見しました!

「夜は短し歩けよ乙女」の聖地でもあるらしいbar moon walk|バームーンウォーク四条木屋町店。

作中で乙女と先輩が訪れるバー「月面歩行」のモデルだそうです。


こちらでは隠れメニューとして、幻の偽電気ブランが楽しめるそう。


これは森見登美彦ファンとしては行かないと。。。

私の10年越しの夢が叶いそうです(笑)


まとめ


最後まで読んでいただきありがとうございます!

森見登美彦作品については、また詳しく解説したいと思います!


電気ブランも普通に買えるのでりんかで飲むのもありですね~

気が向いたらお店に置くのでお楽しみに!


木屋町で飲み歩き聖地巡礼するのもあり!

こちらもまたイベントにしたいと思っているのでお楽しみに(´▽`)


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皆様のご来店お待ちしております!


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